淑女のマジックアイテム、「ナプキン」を使いこなそう

淑女のマジックアイテム、「ナプキン」を使いこなそう

「お飾り」になってしまいがちなマジックアイテム

社会的地位の高い方や、交際クラブの男性会員様とのデートの際にお世話になることが多い高級レストラン。
ひとつひとつの立ち居振る舞いに緊張感としなやかさの両方が求められますが、上品な立ち居振る舞いのためにまずはナプキンのマナーを押さえましょう。

一度膝の上に置いてしまえばあとは「お飾り」になってしまいがちなナプキンですが、ナプキンはお飾りではありません。
適所でフル活用することによって、淑女の皆さまの品性を格段に上げられる、まさに「マジックアイテム」なのです。

知ってた?ナプキンの本来の役割

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和食ではあまりなじみがないものの、西洋のコース料理では必ずといっていいほどお世話になるナプキン。
淑女の皆さまのなかにはナプキンの本当の役割をご存じないという方もいらっしゃるかもしれません。

ナフキンは、大きく分けると

  1. 手や口の汚れを拭くため
  2. パンくずなどが落ちて膝を汚さないようにするため
  3. 給仕がサービスしやすいサインの役割
    (例えば、椅子の上にナプキンを置くと「離席中」の意味など)

の3つの役割を担っています。

「前掛けのようにソースやドレッシングのソース汚れを防ぐものではないの?」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はナプキンにはその役割はありません。

こんなにあった!ナプキンフル活用マナー

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ナプキン本来の役割をおさらいしたところで、ここからはナプキンのマナーを時系列に見ていきましょう。
本来やっちゃいけないこと、淑女のみなさまは知らず知らずのうちにやってしまっていませんか?

置くタイミングからマナーは始まっている

ナプキンは料理が来る前にのせると良いでしょう。
ナプキンを膝の上にのせるのは基本的にはオーダーが済んだ後。
食前酒や前菜が運ばれる前に取りましょう。

しかし状況によってこのタイミングも変わります。
上座がある状況においては目上の方がナプキンを手に取った後にとりましょう。
現在はそこまでの意味は持ちませんが「早く料理を出してください」という意味に取られることがあります。
パーティーの席では乾杯後がベストです。

決まりはないけど、知っておきたいナプキンの置きかた

ナプキンをテーブルから取ったら、角を少しずらして2つ折りにします。
折りかたは四角に折っても構いませんし三角に折っても構いません。
折り目の「輪(山になっている側)になっている部分」を手前にして膝の上かお腹の上に置きましょう。
輪の部分を手前にする理由は、「重心を上にもっていくことによって、ナプキンが床に落ちにくくするため」という知恵です。
首からぶら下げるような使い方は欧米のテーブルマナーでは好まれません。

知ってた?ナプキンを使うべきときと使っちゃいけないとき

ナプキン拭くとき

口の周りや指先が汚れてしまったときに使えるのはもちろん、ワインをいただく前にも必ずナプキンで口元を押さえます
口元についたお料理の油分が、ワインの味や香りを落としてしまうためです。

顔を下に向け、口元を相手から見えないようにするのが拭き方としては最もスマート。
使う面も、二つ折りにしたナプキンの内側部分を上手に使うようにしましょう。
こうすることで戻したときに汚れた部分が隠れますので上品に見えます。

また、ナプキンで拭くのはあくまで口と指のみです。
口紅がついてしまったグラスや、カトラリー、テーブルの汚れを拭くためにナプキンを使うのはマナー違反にあたります。
また、用意されたナプキン以外のもの(自分のハンカチやティッシュ)で口や指を拭くのも「このナプキンは汚れていて使えない」という意味にとられてしまうので失礼にあたります。

中座(離席)するときは?

途中で席を立つとき、ナプキンはどこに置くのが正しいのでしょう。
正解は椅子の上です。
口や指先を拭いて汚れている場合は、汚れを内側に折って外から見えないように畳んでおきたいですね。
またこのときに汚れたナプキンをテーブルや食卓よりも上に置くことは「食事を終えました」という意味にとらえられますし、椅子の背もたれにかけることは同席の人の目に汚れたものが写るという意味で失礼にあたります。

そもそもそれ以前に食事中は原則として席を立つことは慎むべきです。
トイレが心配ならば、着席前にすませておきましょう。

どうしても食事の途中で行きたくなってしまった場合でも、メインディッシュが終わるまでは控えたいものです。
と申しますのも、フレンチなどに代表されるコース料理は、「前半の締めがメインディッシュ、後半の第二章はフロマージュからはじまる」という考えかたをされるからです。
ちょうど“幕間”にあたるメインディッシュ後がお手洗いには最適でしょう。

ナプキンは、たたまない

こちらはご存知の方も多いと思いますが、食後のナプキンは下品にならない程度に「たたまない」のがマナー。
畳まないことが「料理がおいしかったので、ナプキンの置き方までは気がまわらなかった」という意思表示だからです。

だからといってあえてくしゃくしゃに置くのも上品ではありません。
使った部分を内側に折って、角と角をわざとずらすくらいが上品でしょう。
なお、角をずらしたナプキンはデザート皿の右上に置きましょう。

ナプキンを落としてしまった

「食事中に誤ってナプキンを床に落としてしまった」
とくに高級店でこのような粗相をしてしまったときに焦ってしまうお気持ちはわかりますが、そんな時こそ冷静に。
ご自身でナプキンを拾わず、サービスの方に拾っていただきましょう。
また、お相手が落としてしまった場合も、相手に恥をかかせないために「気づかない振りをする」のが正解です。

ナプキンを見ればレベルがわかる

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ナプキンを正しく利用できるということは淑女のみなさまにとってかなりのステータスです。
と申しますのも、ナプキンは、それを通してパートナーはもちろんお店のスタッフともコミュニケーションを取れるツールだからです。
ナプキンが正しく使えることで、富裕層のパートナーは
「この女性はスタッフにも心配りができる素敵な女性だな」
と印象付けられます。

Kohsaiではナプキンに限らずマナーの特集をさせていただいておりますが、マナーは過去の叡智や心遣いの結晶です。
丸暗記ももちろん重要ですが、その動作ひとつひとつの意味を踏まえることでベストな立ち居振る舞いにつながります。
どうしてもわからないときはパートナーに「このようなときはどうしたらよいのでしょうか?」ときいてもよいと思います。
こうした謙虚さをときにはもつことで、品性や教養が深まるからです。

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